トップメッセージ

代表取締役CEO 阿南 雅浩
代表取締役CEO 阿南 雅浩

 平素よりご支援いただいております権利者様、利用者様、そして株主様をはじめとするステークホルダーの皆さまに、あらためまして厚く御礼申し上げます。
 さて、当社は今後の成長戦略のひとつとして、新規事業の立ち上げを掲げておりましたが、昨2023年は株式会社レコチョクおよびその子会社株式会社エッグスとの資本業務提携により、総合音楽エージェントとして新たな事業領域への進出を果たしました。一方、社内で立ち上げた新規事業創設プロジェクトも無事完了し、来期の始動に向けて着々と準備を進めております。
 また、業績拡大に伴う人員増加などもあり、2024年1月には本社を恵比寿ガーデンプレイスに移しました。より恵まれた環境のもと、役員社員一同フレッシュな気持ちで業務に邁進してまいります。
 音楽業界はさまざまな局面で再編期を迎えており、権利者と利用者の間に立つエージェント・ビジネスは、これまで以上にその重要性が高まっていることを実感しております。当社はこれまで以上に音楽産業・音楽文化の発展に資する事業を、確実な成長を伴いながら展開してまいります。引き続き、皆さまのご理解ご支援を心よりお願い申し上げます。

代表取締役COO 荒川 祐二
代表取締役COO 荒川 祐二

 当社設立以来の課題であった「海外利用における管理業務」と「演奏権管理業務」。前者については管理作品数および対応エリアは確実に拡大し、徴収額は期待を上回る勢いで伸長しております。後者についても徐々に実績を積みながら新しい時代に相応しい許諾徴収スキームの成立に向けて歩を進めております。このように当社が中長期的な視点から事業拡大を続けられておりますのも、株主の皆さま、ステークホルダーの皆さまのご理解とお力添えのおかげと深く感謝申し上げます。
 いま世界中で音楽産業における「新たなクリエイターエコノミーの創出」の必要性が議論されています。当社は、従来の著作権管理事業やDD・キャスティング、システム開発といった各事業に、レコチョク/エッグスが手掛ける、音楽ファンにより近い視点での事業を加えることによってシナジーを生み、アーティスト活動をあらゆる角度から多層的に支援する、世界的にみても最先端といえるクリエイターエコノミーの創出を図ってまいります。